アンジェロ・ゴードンのコアバリューである企業倫理、公平性、誠実さ、起業家精神、そして長期的な価値観が、経営の指針となり、CSR(企業の社会的責任)へのコミットメントの源となります
アンジェロ・ゴードンは、これらコアバリューを投資プロセスに取り入れるとともに、従業員、顧客、取引先、活動する地域社会とのあらゆる関わりに反映させています。当社のCSR戦略は、多様性と受容性、オペレーショナル・インパクト、責任投資、社会貢献の4つの柱からなっています。
多様性と受容性
採用、成長機会の提供、人材の確保において、多様性と受容性を尊重する企業文化の促進
顧客と地域社会に向き合う人材を育成し、あらゆる意見を歓迎し傾聴する受容性ある文化の構築を目指します。異なる経歴、経験、視点から生まれる多様なアイデアや意見を結集することで、投資プロセスや企業活動、広く地域社会との関わりにおいて、より多くの情報に基づく、より優れた判断を下すことができると確信しています。
あらゆるレベルで人材の多様性をより一層高める当社の努力は、様々な人材サービス会社との積極的な連携に加え、多様性と受容性に焦点を当てた業界主導の取り組みやプロジェクトへの参加により支えられています。
責任投資
リスク軽減と長期的価値の確保を目指した、投資意思決定へのESG要因の組入
アンジェロ・ゴードンは、30年以上にわたり、クレジットおよび不動産の多岐にわたる戦略において投資を行い、顧客のために優れたリスク調整後リターンを追求してきました。当社の投資アプローチは一貫しており、徹底した調査および投資元本の保全への注力に基づく、規律あるポートフォリオ構築を行っています。
様々な環境・社会・ガバナンス(ESG)の要因がリスク調整後リターンに影響を及ぼす可能性があり、そのため、ESG要因の分析は投資プロセスに不可欠な要素であると考えます。責任投資アプローチは、アンジェロ・ゴードンの各投資戦略の特性を反映して調整され、投資プロセスに統合されています。
当社はサステナビリティ会計基準審議会(SASB)のアライアンスメンバーであり、国連が支持する責任投資原則(PRI)に署名しています。
オペレーショナル・インパクト
公正かつ倫理的なビジネス慣行を確保し、環境への影響を軽減する機会を活用するための強固なガバナンスの実施
アンジェロ・ゴードンの価値観は、企業文化に深く組み込まれています。これらの価値観は、業務運営ならびに従業員、顧客、取引先を含むすべての利害関係者との関わり方の指針となります。
強力なリーダーシップと厳格なガバナンス構造は、常に倫理的に、透明性を持って、顧客の利益を最大化するという受託者責任に基づく活動を担保します。
優れたガバナンスに対する取り組みは、自社の枠組みを超えます。アンジェロ・ゴードンは、オルタナティブ投資基準審議会 (SBAI)の署名機関として、最高水準の業界慣行を明確に認識することができるだけでなく、日々業界を進歩させる議論や取り組みに貢献する機会を有します。
社会貢献
活動拠点の地域社会にプラスの影響を生み出すための企業価値観の実践
アンジェロ・ゴードンとその従業員は、慈善事業、非営利組織、その他活動拠点の地域社会にプラスの影響を与えることを目指す取り組みに、時間と資源を捧げてきた長い歴史を持っています。
従業員の熱意、能力および専門知識が、社会貢献や慈善活動、ボランティア活動に対する機運を高めます。従業員の幅広い関心と、地域社会に望むプラスの変化が当社の活動を主導しています。
協調的な企業文化により、従業員が活動拠点の地域社会を支援する取り組みを主導することが可能になります。最近立ち上げられた慈善活動プラットフォームAG Givesを介し、従業員がボランティア活動、慈善寄附、教育を通じて、地域社会にとって重要な取り組みに貢献し、参加する新たな手段を積極的に生み出しています。